不安なときは

「愛されてるから、大丈夫だよ」
「安心していて、いいからね」 

不快や不安を感じてる時って、思考が何かについて改善や対策を求めて騒いでる。
その時、その騒いでる思考に気づくことが自己観察。

で、思考に気づいたらどうするか。
まぁ何もしないんだけど、強いて言えば思考を観察するモノになる、というか。

思考を観察してるモノって何かというと、
何もしないし何も考えない存在。
沈黙のまま静止して、ただ見る、ただ聞く、ただ感じるだけの存在。
姿勢的には完全に受け身。何かをどうにかしようなんて気は皆無。
言うこともする事もないので、いつもただゆったりくつろいで世界を観察しているだけ。

自己観察って、要は思考を観察するモノとの一体化体験(別の領域ってヤツ)を
する時間を増やして、楽になりましょうって事でしょ。
楽になるためにやる行為で疲れるってのは、本末転倒だよね。

自己観察スレ | Page 1 | ザ・チケット板☆備忘録

アドバイスではないんですけど、たぶん不安なこと考えて苦しい人は、
不安自体も苦しいけどその「不安」が実現するんじゃないか、ということでさらに
不安になってしまうんじゃないかと思ったので、それは違うということだけ書いときます。

「既にある」というと不安なこと想像したからそれも
「既にある」ってことだよね、と誤解しがちだと思うんですが、

不安は「ある」ではなくて「ある」を否定してるもの、です。

「既にある」は本当にすべての可能性が潜在的に存在するんだけど、
それは想像も出来ないくらいの、無限のあらゆる可能性です。

彼だけじゃなく、まだ知り合ってもない人との関係も含まれるくらいありとあらゆる可能性。
それは例えばラジオでいうホワイトノイズ状態(すべての周波数が存在してる状態)みたいなもの。
どの可能性もただ偏在するけれど、あなたがそれを受信しない限りは
ただのノイズであり、空気みたいなものです。

で、その全方向に散らばってるあらゆる可能性の中から、
あなたが彼を好きになって「恋人関係になりたい」と望んだときから、
「彼とうまくいく」現実だけが、すべての可能性の中から活性化されて現象化するんです。
ラジオでいうと受信できたというところ。

じゃあ不安なこと考えてたから不安な現象を受信してしまったのかというとそれは違うんです。
なぜかというと、あなたは「彼と恋人になりたい」という願望を抱いた時点で、
「彼とうまくいってる現実」を選択(チューニング)したからです。

「うまくいかないかも」とか「彼には他に好きな人がいるかも」とかの不安は、
「彼とうまくいきたい」という願望を持った上で、それを否定したものです。

「否定」というのは「ある」ものがないと否定できないからです。

もしあなたが「彼とうまくいきたくない」という願望を持ったのだとしたら、
それは現状が「嫌いな彼から好かれて困ってる」とかそういう状況でなければなりません。
そんな事実はないので「うまくいきたくない」は願望として成立しません。

つまり「彼とうまくいってる現実」が存在するからこそ、
あなたはそれを受け取ることを拒否できるんです。

だから「彼とうまくいかないかも」という不安な想像は
「ある」ではなくて、ある」を否定するもの「彼とうまくいってる」現実が真実で、
あなたが見てる現実は真実ではなくて、真実を否定してるエゴのでっちあげにだまされてるんです。
ちょっとややこしいですが。

ラジオでいうと、ちゃんと聞きたい放送を受信してるのに、
耳をふさいで自分の不安と対話してる状態かな。
思いっきり抵抗してる状態です。。

なんでエゴが真実を否定してるかというと、エゴは「ない→ある」という過程を
でっち上げるのが習性なので、そういう見方しかできない。
だからあなたがエゴと一緒になって「ない→ある」を経験しようとすれば、
エゴは分離なので「叶ったり叶わなかったり」の範疇でしか実現はありません

あなたがそのエゴの習性を、ただそういうものなんだな、という見方が出来れば、
「ない→ある」を超えた見方すなわち「もう叶っている」ということがわかるようになります。

「だまされてる現実」を不安が実現した、と見ることも出来ますが、
それも「ない→ある」を前提とした見方ですよね。
だからあなたが「叶ったり叶わなかったり」はもう嫌だ、と思うんなら、
そろそろだまされてることに気づいて真実の方を見てみるといいんじゃないでしょうか。

ということで不安は実現しません。
不安になったからといってそんなおおごとでもないんです。
「不安になった」=「望む現実が実現してるのに、わざわざ否定しているだけのこと」です。
だからその否定や抵抗をやめればいいわけです。

自己観察式47 何かを望むのは、その「意図」が無意識にあるから

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